老化対策化粧品【成分・浸透力など見るべきポイントを紹介】

肌の衰えは乾燥から始まると考えても間違いではありません。乾燥は肌トラブルを起こしやすくさせるだけではなく、老化のスピードも加速させるからです。そのために老化対策化粧品も多くなっています。そのほとんどは保湿のパワーを増やし、肌のハリを回復させるようにできる仕組みです。ですからうるおいを与える保湿成分にこだわってみましょう。

 

美容成分の中で老化対策化粧品に配合されていると、非常に信頼できるのはセラミドです。この保湿効果にすぐれた美容成分は水分を挟み込んで角質層に行き渡る性質があります。そのため他の美容成分も同時に運ぶことも不可能ではないというわけです。優れたアンチエイジング効果を持った美容成分も角質層にしっかり届かなければ意味がありません。

 

そこでセラミドが持っている「運んで行き渡らせる」という性質を利用した老化対策化粧品をおすすめします。浸透するというよりも、運び込むパワーを持っていますから、セラミドをブースター美容液に配合していることも多く、通常の基礎化粧品にセラミド配合のブースター美容液を使うこともいい方法です。肌のうるおいとハリが同時に回復します。

 

ハリを重視するのであれば、ビタミンC、アスタキサンチンも頼りになる美容成分です。ビタミンCはビタミンA、ビタミンEが同時に配合されていると、かなり効果的にアンチエイジング効果を発揮します。アスタキサンチンは肌のハリを回復させるだけではなく、美白効果も期待できるマルチな美容成分で頼りにできることもあって、かなりおすすめです。

 

老化対策化粧品を選ぶ際にはまずチェックすべき美容成分は「運び込む」性質や浸透力を兼ね備えたセラミド、そしてハリを回復させるビタミンCやアスタキサンチンを目安にするといいでしょう。ただし肌との相性もありますから、選ぶ際にはトライアルセットやサンプル、テスターで肌との相性をチェックして、使い心地も確認してからにしましょう。